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アロマの素敵な暮らし

IFA認定アロマセラピスト森安めぐみが、アロマセラピーのさまざまな魅力をご紹介。

Vol.13

薄暮散歩


Date:2008.07.30

会社を出てから、気が向くと新橋から浜松町まで歩いて帰ることがあります。歩く目的は、少しずつ暮れていく空と東京タワーを眺めながら帰りたいから。けれど今年の夏は、夕方といってもまだ涼しいとはほど遠く、日中のようなチリチリした暑さです。街路樹の柳やイチョウも元気がないように見えます。
でも、いつもの道を歩いていると、ふと懐かしい香りに包まれました。それは、都内では最近見かけなくなった「おしろい花」の香りでした。子供の頃、姉とふたりで種を集めてつぶしては、白い粉を頬につけて遊んだことを一瞬にして思い出しました。夕暮れどきにピンクや黄色の花を開かせるおしろい花の香りは、夕涼みにぴったりの香りだと思います。
そんな事を思っているうちに陽射しが傾き、空は確実に夜の衣に着替えつつありました。道の途中で立ち止まっては、空と東京タワーの切れ端を見て「今日もいい日だったなぁ」と思う。懐かしいおしろい花やきれいな夕焼け空、いつもそこにある東京タワーを見た後は、素直に感謝するばかりの気持ちになります。薄暮の空が真っ暗になるまで逃さず見ようといつも思っているのに、なぜかできない。気がつくと、いつの間にか真っ暗になっているのです。そのわずかな時間、さまざまなことに思いをめぐらせている間に、空はさっさと夜の空になってしまうのでしょう。

先日、「ザ・マジックアワー」という映画を見ました。太陽が沈むとき、まだ辺りが残光に照らされているほんの少しの一番美しい時間帯を「マジックアワー」と映画用語で言うそうです。私にとって、この一瞬は大人から子供に返る時間帯に思えてなりません。朝陽が昇り、凛とした気持ちで働き、夕陽が沈むときは幼子のような気持ちに返る時間。ずっと、そう思って過ごしてきました。だから、暮れていく街を歩くのがとても好きです。一日のうちで最も美しく切ない時間を、今日も楽しみに一日を送っています。

 

Vol.14

夏のボサノバライブ


Date:2008.08.15

先週の土曜日、「クレマチスの丘」の夏の大イベントに参加させて頂きました。それは、300個のキャンドルの光で灯された丘の上のステージで行われる野外コンサートです。この小さな旅のテーマは、好きな場所で好きな人たちに囲まれて2008年の夏を満喫すること。ですから、今年は5人の友人たちと行ってきました。
みんなとの待ち合わせ場所は、私がクレマチスの丘でアロマセラピー講座を開講するきっかけとなった思い出のレストラン。久しぶりに訪れたレストランの佇まいは、数年前と変わっていなくて、ほっとしました。このレストランは、おいしいごちそうを心地よい風を感じながら味わえるのが魅力のひとつです。
集まったメンバーの中には、お互い初めての人もいましたが、私はきっと気の合う仲間どうしになるだろうと予感していました。案の定、ゆったりとして笑ってばかりのランチタイムを過ごしました。友人たちのそれぞれが私に「素敵な方たちを逢わせてくれてありがとう」と口々に言ってくれました。とても嬉しい言葉を貰えたと感動しました。私の方こそ、皆さんに出会えたことで、感謝の気持ちでいっぱいなのに。そんな気持ちを胸に抱きつつ、ランチの後、美術館を巡りコンサート会場へ。

残念なことに、お昼過ぎからの雨で、野外ではなく美術館内でのコンサートへと変更になってしまいました。しかし、静寂な美術館の中で彼ら(作品)に囲まれてのボサノバコンサートは、とても不思議な気分にさせてくれるものでした。「なんだか強い視線を感じるなぁ」と思って両側を見ると、彼ら(作品)も今夜のボサノバに耳を傾けているように見えます。シンガーの優しい透明感のある声が、美術館内に響き、私たちの体に伝わってきました。そのシンガーは医師、妻、母をこなすという非常に魅力的な方でした。私も彼女が奏でるパワーをきちんと受けとることができ、とても楽しいひとときを過ごせました。友人たちもここで感動した「素敵な何か」を東京へもって帰ることができたようです。私にとっては皆さんと「素敵な何か」を共有できたことが一番、心に残りました。
来年は皆さんも素敵な夏の夜を過ごしに、クレマチスの丘を訪れてみませんか。

【アロマセラピー講座・サイト出演情報】
●株式会社 イー・ウーマン サーベイキャスター出演
 「アロマセラピーで体調のリズムを整えていますか?」…9/15~9/19

●クレマチスの丘
  アロマ&ハーブ 秋の講座
 ~この秋、アロマ&ハーブの力でココロとカラダと肌に差をつける~…10/18(土)