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アロマの素敵な暮らし

IFA認定アロマセラピスト森安めぐみが、アロマセラピーのさまざまな魅力をご紹介。

Vol.7

スパの静けさ


Date:2008.05.06

今年の5月の連休は、寒い日が多く家でのんびりと過ごしました。私の連休のテーマは「何も計画しない休み…」「目が覚めた朝に思ったことをする休み…」でした。例えば、朝目覚めて天気が曇っているから買い物に行こうとか、晴れたからいつもより多く洗たくをしようとか、そんな風に過ごしていました。
ある朝、「そうだ、今日の午後はスパに行ってみよう」と思い、スパに予約を入れてみました。午後3時から空いているとのことだったので、掃除も洗たくも料理もやる気モード全快ですませ、都内のホテルスパへ向かいました。

そこに1歩足を踏み入れた途端、さっきまでのバタバタした時間とは全く違う、静かで落ち着いた時間が流れていました。迎えてくれたセラピストに案内されるまま、好きなだけバスタイムを過ごしました。その後、海底のボディ・ラップをしてから、80分のアロマトリートメントをしていただきました。自分では、そんなには疲れていないと思っていたのですが、セラピストに触れられて、「こんなに疲れていたんだ」とか「カラダが冷えていたな」と気づくことができ、かなり良い気分。
トリートメント後、部屋の隅に置いてあった銅製のバスタブで再度、ゆっくりとカラダを温めました。その時に、ほのかな明るさの部屋で一人静かにいられることが、とても貴重な時間だと感じました。音楽も流れていない部屋では、私が動くと揺れる水の音、デトックスジュースを飲む音しかしないのです。それが、とても心地いい。どんなヒーリング音楽よりも、この状態がリラックスを生むのかもしれない。
このホテルスパのセラピストはとても熱心で、ラベンダーのハーブティーも(それまでは正直、あまりおいしいと思ったことがなかったのですが)、ちょっとした気遣いで飲みやすく仕上げてありました。おいしさのコツは、やや冷たいくらいの飲み頃にして、はちみつで甘さをつける。これは簡単、私もやってみよう。
外に出ると、辺りはもう真っ暗になっていました。私は一体、どれくらいスパにいたのだろう。まさに時間の流れを忘れるほど静かなひと時を過ごした私のココロとカラダは、すっかり元気を取り戻していました。

 

Vol.8

雨の恵み(講座レポート)


Date:2008.05.16

●ハーブティー講座(5月10日/静岡県クレマチスの丘)

冷たい雨と風が吹く中、ハーブ園散策つきのハーブティー講座を開催してきました。私がクレマチスの丘(静岡県)にて講座を行うようになってから今年で5年目を迎えます。「月日が経つのは早いなぁ」と改めて実感。今回は散策もあるのに残念ながら雨。講座会場も開放的な場所なので、どうなるだろうと不安がありました。
朝、クレマチスの丘に到着すると、そんな不安をかき消すかのように緑豊かな草花や木々、ガーデナーやスタッフの方々に温かく迎えていただきました。
ハーブ園散策では、雨や風にもかかわらず熱心に説明してくださるガーデナーのお話に、お客様とともに引き込まれていきました。私は、彼の植物を見つめる眼差しがとても好きです。「日本の草花は心の落ち着きをもたらし、西洋の草花には華やかさがある」と語っていらしたのがとても心に響きました。きっと、この気持ちは参加されたお客様も一緒なのではないかと思います。

ハーブ園散策の後は、ハーブティーでカラダを温めながらハーブティー講座を行いました。講座を行っている最中、すぐ近くで雨に濡れた草花の色がより一層濃くなり、さまざまな緑があることが見てとれます。緑色は、白・ピンク・ブルー・ムラサキなど、どんな色とも相性がいいのではないかと、咲き乱れる花を見て思いました。
そして、日本の草花同様に、雨にはココロを落ち着かせる効果があるのでしょう。お客様も私も、心地よく落ち着いているように感じました。雨で寒かったけれど、晴れにはない良さもたくさん発見でき、とても良い一日となりました。
何よりも私は、この場所に来ただけで「安らぐ」「ほっとする」「新鮮な気持ちになる」「小さなことが気にならない」など、とても前向きな自分になれる。この気持ちを維持したまま、講師として仕事ができるのだから、私はつくづく幸せだと思う。この日、ここで出会えた人たちに心から感謝します。