TOP>目次>アロマの素敵な暮らし
 

アロマの素敵な暮らし

IFA認定アロマセラピスト森安めぐみが、アロマセラピーのさまざまな魅力をご紹介。

Vol.9

四十祭り~由布院


Date:2008.05.23

気心の知れた友人たちと一年前から旅の計画をしていて、つい先日、大分県の湯布院に行ってきました。この旅のテーマは、3人が40歳代になったお祝いで「四十祭り」と題し、「のんびり温泉に入る」「憧れのリゾート特急ゆふいんの森号に乗る」「うなるほどおいしものを食べる」です。

博多から由布院まで、念願のゆふいんの森号に乗車。木を基調としたレトロな雰囲気が漂う列車では、ここでしか味わえないお弁当やワイン、チーズなどが購入できて座席で食べることができるのです。なぜ、私は「ここでしか味わえない…」というものに、こんなにも弱いのだろうとつくづく思いました。いろいろと買っては3人で、うなりながら飲んだり、食べたりを楽しみました。
そうしているうちに、車窓から見る景色もどんどんと森の中に入っていきます。どこまでも広がる田園風景を黙って見つめていました。さすがに新緑の季節に来たかいがあり、眩しいほどの黄緑や緑の世界。こんなにたくさんの緑の色を東京で見ることがあったでしょうか。呼吸までもが穏やかになるのを感じました。そして、あっという間に由布院駅に到着。見るだけでなく、外の空気も澄んでいて素晴らしい。この日は、由布院ワイナリーへ行って旅館に向かいました。

私たちは高台にある落ち着いた佇まいの雰囲気の旅館に、すっかり魅了されてしまいました。露天風呂は、なんと150畳もの広さがあり目の前に湯布院のシンボルである由布岳を眺めながらお湯に浸かれるのです。なんて贅沢な開放感なのでしょう。3人の中でも特に温泉好きの私には、たまりません。森の香りを味わいながら、ゆったりと広~いお湯に3人で寄り集まって浸かりました。こんなに広いのだから、もっと広がったとしてもまだまだ余るくらいです。いいお湯に浸かって幸せな気分になれるのなら、40歳代になるのも悪くはないなと思いました。
夕食もこの土地ならではの、地元の野菜や豊後鳥のお鍋、豊後牛のステーキなどを、おいしくいただきました。普段は、家族のために食事を作るばかりの私たちに、仲居さんが丁寧にお料理を運んで来てくれます。こんなことでも泣けてくる。年齢を重ねるということは、涙もろくなることなのかもしれないなぁ。

帰るのが嫌になった私たちは、次なる旅を計画しました。「いっそのこと、九州を制覇しよう」と。彼女たちとの付き合いも早15年くらいになるでしょうか。社会人になってからの出会いだったのに、まるで学生時代からの友達のよう。東京のめまぐるしい時間の流れの中に身をおいていると、自分が何処に向かっているのかが分からなくなる時があります。何処に向かっているかを確かめるためにも、自然が醸し出す音や風、匂いを体中に感じることが必要なんですね。3人で静かな時を、心から味わうことができた良い旅となりました。

 

Vol.10

星が輝くとき(講座レポート)


Date:2008.06.04

●アロマセラピー講座(5月31日/クレマチスの丘)

帰宅の電車の中で、3人の親子が目の前に座っていました。小学校低学年の男の子2人の兄弟とお母さん。おいしそうな匂いがする袋の中身をねだる男の子たち。お母さんが袋の中身の小さな鯛焼きを1匹ずつ二人の口にいれると、二人ともとても嬉しそうに食べていました。おいしそうな香りにくすぐられ、その子供たちの笑顔を見ていると、何ともいえない幸せな気分に包まれていきました。嬉しそうな男の子たちの瞳には、キラキラと光る星が輝いている。ふと、この星に似たものを数日前のアロマセラピー講座で見たなぁと思い出しました。

アロマセラピー講座では、お客さまに色々なエッセンシャルオイルの香りを知っていただくためにムエット(試香紙)という細長い紙に香りをつけて、皆さんにかいでもらいます。ワインの味を試すように、オイルの香りもかいで試すのです。この日は、バラの香りに似たパルマローザ(イネ科の植物)の香りを嗅いでもらった後、本物のローズの香りを試してもらいました。ローズの香りが皆さんの鼻の奥に届いた瞬間に、あの男の子たちと同じ星が瞳の中に輝いていたのです。その幸せそうな顔を見ているだけで、私にも幸福感が伝わります。

この日の講座では、「アロマセラピーでキレイになる」をテーマに講座を行いました。アロマセラピーは植物の香りを使った自然療法の1つですので、ナチュラルな方法で美しい肌をめざすにはどうしたら良いのかを皆さんとともに考えました。自分のカラダを見つめることから始まり、体に毒素をためない工夫をすること、寝室をすっきり片付けて暮らすこと、生活の中にアロマを散りばめて暮らしていくことなどのお話しをさせていただきました。そして最も忘れてはいけないのは、私たちの体から出るサインに気づくために、私たち自身をしっかりと見つめることの大切さです。 植物を育てることは、自分自身を育てることだといいます。植物を見て、匂って、癒される空間を私たちの暮らしのどこかに取り入れてみる。今回の講座は、そんなことを感じることができる講座だったと思います。

【アロマセラピー講座・サイト出演情報】
●株式会社 イー・ウーマン サーベイキャスター出演
 「脳の疲労回復に、アロマを活用していますか」…6/23~6/27