SAUNA COLUMN

第1回 フィンランドサウナの妖精「ロウリュ」

北ヨーロッパ・フィンランドで生まれたサウナ

2000年前、北欧フィンランドの人々が、厳しい寒さをしのぎ、労働の疲れを癒すためにつくり出した温浴法「サウナ」。摂氏100℃という高温で乾燥した熱気を浴びながら、流れ出た汗がすぐに気化する爽快感を得られます。フィンランドでは、サウナは汗によって身を清め、すべての病を癒してくれると伝えられてきた、神聖な空間でもあるのです。

フィンランドサウナの醍醐味は「ロウリュ」

伝統的なフィンランドサウナでは、室内で熱せられた石に水をふりかけて、蒸気を発生させます。この蒸気が一瞬にして気化することで生まれる「熱の波」が、皮膚をピリピリと刺激し、健康に良い作用をもたらします。フィンランンドの人々は、この蒸気に森の妖精が宿ると信じ、「ロウリュ」と名付けました。以来、ロウリュはフィンランドサウナの醍醐味として、国境や時代をこえて有効な健康法の一つとして受け継がれてきたのです。

「ロウリュ」を体験できるドライサウナ

フィンランドの知恵が息づくサウナの醍醐味「ロウリュ」を、アクアエンタープライズのサウナでも再現しています。ドライサウナに設置したサウナストーンに水をかけることにより、手軽にロウリュを発生させ、心地よい皮膚刺激を楽しめます。また、サウナコロンを用いることで、ロウリュの健康効果と、アロマの癒しを同時に体感することもできます。